医局紹介ABOUT US

教室の歩み

久留米大学医学部は1928年に日本足袋株式會社(後の株式会社ブリヂストン)の創業者である石橋徳次郎・正二郎兄弟から敷地や校舎などの寄付を受け九州医学専門学校として設立されたのが始まりです。
麻酔学教室は、無敵剛介初代主任教授により1967年に開講され本松研一(初代宮崎医科大学麻酔科教授)、山本英介(故人)、津田英照(前社会保険久留米第一病院院長)を助教授として発展してきました。
1995年に第二代主任教授として加納龍彦教授が、2009年に第三代主任教授として牛島一男教授が、2018年に第四代主任教授として平木照之教授が着任し、今日に至っています。
なお2009年より緩和ケアセンター教授として福重哲志先生が活躍しています。

教室の歩みイメージ

臨床

当教室は日々発展して行く現代医療の側面に柔軟に適応し、かつ将来を見据えた医療を目指しています。
現在は手術麻酔、外来診療、緩和医療を臨床の柱としています。

臨床イメージ

手術室における麻酔業務

久留米大学病院は病床数988床、手術室数18室を有し年間7900例余りの手術が行われています。
そのうち約6100症例を麻酔科が管理します。2010年からは生体肝移植手術も開始され、特定機能病院として多彩な手術が行われています。
また当院にはドクターヘリが配備されている九州唯一の高度救命救急センターがあり、ドクターヘリの守備範囲である福岡、佐賀長崎、大分など県境を越えた3次救命救急患者を対象とした症例も多く、緊急手術が全体の13%と高い割合を占めるのも特徴です。
このように当科の手術麻酔では多様な手術に対して質の高い麻酔管理が要求されることはもちろん、多数の緊急手術に対応すべく手術室全体を掌握し効率的なマネージメントを行う手術室運営においても重要な役割を担っています。

手術室における麻酔業務イメージ手術室における麻酔業務イメージ

外来診療

手術を受けられる方の麻酔のリスク評価・周術期管理・痛みに対する診療を行います。

ペインクリニックイメージ

緩和ケア

緩和ケアチームの一員として末期癌症例を中心にペインコントロールのみならず、家族及び心のケアを含めた包括的な治療を積極的に施行し、地域緩和ケアネットワークの構築を始めています。

緩和ケアイメージ

今後の展望

多くの麻酔科医局同様、当教室も慢性的な麻酔科医不足に苦慮しています。しかしながら、これから先麻酔科業務は多岐に亘り各診療科・職種をまたぐ横断的な役割を担うことになり、麻酔科医の需要は増えて行きます。加えて診療報酬の引き上げに伴い手術・麻酔による医業収入の増加が見込めることから、病院経営の面からも手術件数の増加は必至で、我々麻酔科医への負担はさらに増えると予想されます。
時代の趨勢や医療制度に合わせた診療を行っていく一方で、日々の業務に翻弄されることなく臨床・研究・教育をバランスよくこなし、安全で質の高い医療を提供できる医師の育成を行っていきます。
そして、医療を取り巻く社会全体を俯瞰し大学病院のみならず地域医療の屋台骨を支える事ができる麻酔科医を目指します。

教室紹介のコンテンツINTRODUCTION

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